
ドルフィン株式会社はインクルーシブデザインの発想をもとに
スポーツ・文化を通じて、地域の皆様の健康で文化的な社会形成に貢献し続けます。
すべての方が参画し、相互に価値ある事業を目指して
昭和57年1月に創業したドルフィン株式会社は、同年6月よりスイミングスクールを開設。夢ある子どもたちには明るく好奇心旺盛で協調性高く育っていって欲しい、
そんな想いから社名をドルフィン(イルカ)としました。
それ以来、地域の子ども達、高齢者をはじめとした多くの方々にドルフィンの事業に参加いただき、常にお客様のニーズに応えられるべく事業展開に努めてまいりました。
しかし、この間、当社は本当の意味でお客様のニーズに応えられていたのでしょうか?
それはともすると本当のニーズではなく、提供する側の私たちサービス従事者の思い込みで作られたニーズだったのかもしれません。
こうした思いから当社では、障がいの有無や年齢等に関わらず、すべての方々に当社のサービスを提供するために本当に必要なことは何かを考え、「インクルーシブデザイン」という発想を取り入れ、お客様、地域社会、お取引先、スタッフのすべての方が参画して事業形態を研究・開発・実施していく企業として、新たなチャレンジをスタートさせました。
まず、2016年になって開始したのは障がい者の方々の余暇支援の一環としての水泳教室サービスです。これは当社にとっても、全国的にも新しい取り組みでした。
ご利用者様一人一人の障がいをきちんと理解するためのスタッフ教育、施設の物理的バリアの排除など、障がいのある方の受け入れには多くの準備が必要です。
初めてのことに戸惑う当社スタッフに対して、提携先の福祉事業所の会長がこう言われました。
「大切なのは心のバリアを取り除くことです。」
物理的なバリアはいくら取り除いても除き切れるものではない。
それならば、当社のスタッフ全員が障がいのある方を正しく理解し、気を使いすぎることなく、“誰もが共にいることが当たり前”の環境を作ればよいと気付かされました。
そのためには、障がいのある方、障がいのある方を支える方々、そして私たちサービス提供者が相互に理解し合い、要望を正しく汲み取る必要があります。
これは障がいのある方だけではなく、その他のあらゆるご利用者様にも当てはまります。
お互いが相手を認め合い、尊重する。
子供たちの育み事業において、私たちが最も重要視するポイントです。
また、民間病院と提携した、健康運動指導士による運動療法も開始しました。このように健康を維持するためのフィットネス事業から一歩進んだ、健康医療分野にもサービスの幅を広げています。
私たちドルフィン株式会社は“すべての人”を包括するサービスをご提供する「インクルーシブデザイン企業」として、これからも進化を続けていきます。
